一棟アパート売却のポイント・業者の選び方

一棟アパート売却のポイント

一棟アパートを売却するのであれば、できる限り好条件の売却で利益を得たいところです。

ここでは、一棟アパートを上手に売却するためのポイントをご紹介します。

一棟アパートの買い手は、一般消費者ではなく投資家の可能性が高いといえます。そのため、次の点について「投資家目線」を意識し、物件を購入することに対する利益をしっかりアピールすることが重要です。

 

入居率

空室が多いアパートは収益が見込めない、かつ今後の需要についても不透明であるとみなされてしまう恐れがあるため、稼働率が高いうちの売却がおすすめです。空室を減らすための家賃値下げは、収益性が下がってしまうリスクを伴います。入居率アップには、フリーレントといった特典を活用するとよいでしょう。

 

アパートの状態

見た目を清潔に保つことはもちろん、設備のメンテナンスをきちんと行っておくことも大切です。売却後のトラブルを避けるためにも、故障個所がある場合は事前に修理するか、買い手に正直に伝えるようにしましょう。

また、リフォームやリノベーションには時間と費用がかかるほか、必ずしも利益が見込めるとは限りません。そのため、不動産会社に相談のうえ、金額や工数を加味して必要性の有無を判断するのがおすすめです。

 

居住者トラブル

例えば、家賃を滞納している居住者がいる場合、イメージが悪くなり、買い手が購入を控える原因につながる恐れがあります。滞納問題といったトラブルは、売却前に解決しておきましょう。

 

広告方法

投資家と一般消費者では、有効な広告方法が異なります。投資家向けであれば、不動産ポータルサイトの掲載に重点を置いた広告方法がおすすめです。

 

業者の選び方

不動産売却は、専門業者にサポートを依頼するケースが一般的です。業者を選ぶ際は、査定額以外にも注目しておくべきポイントがあるので知っておきましょう。ここでは、一棟アパート売却を成功させるための業者の選び方について、ポイントを解説します。

 

専門性と実績

不動産会社には、それぞれ得意とする分野やエリアが存在します。一棟アパートを売却したいのであれば、投資用物件に強い業者を選びましょう。物件があるエリアにおける一棟アパートの実績が豊富な不動産会社であれば、経験やノウハウを活かした的確なサポートが期待できます。

 

広告方法

一棟アパートの買い手は投資家の可能性が高いため、不動産ポータルサイトを活用した広告方法が有効です。しかし、不動産会社の中には、インターネット広告をあまり活用しない会社もあるため、注意が必要です。自社サイトのほか、複数のポータルサイトに掲載するなど、インターネット広告に力を入れている業者を選ぶとよいでしょう。

 

担当者

担当者の知識量はもちろん、人柄や態度なども選び方に対する大切なポイントです。質問に対する回答や各種報告は的確でスピーディか円滑なコミュニケーションが取れるか、といった点に着目しましょう。

 

行政処分歴

不動産会社が過去に何らかの不正や不備などで国から行政処分(業務改善の指示処分・業務停止処分免許取消処分など)を受けた履歴のことを行政処分歴といいます。

行政処分歴は「国土交通省ネガティブ情報等検索システム<宅地建物取引業>」で確認できます。

業者の信頼度をチェックする一つの指標となるため、契約を結ぶ前に確認しておくと安心です。

一棟アパートを売却するときは、投資家目線を意識することが重要です。依頼する業者を選ぶ際は、不動産会社が得意とする分野・エリアのほか、広告方法、担当者の人柄や行政処分歴などを参考にするとよいでしょう。時間をかけて的確に業者を見極めることが、売却をスムーズに進めるための秘訣です。

ジャストホーム株式会社は、広島市を中心に不動産売却を手がける不動産会社です。

大切な財産を安心してお任せ頂けるよう、豊富な経験と知識をもとに誠心誠意サポートいたします。

広島の一棟アパート売却を検討している方は、お気軽にご相談ください。

投稿日:2023/01/24   投稿者:小金井 悟