不動産売却には、基本的に数か月というまとまった期間がかかるものです。条件が悪い場合には1年以上かかることもあるので、注意深く売却計画を立てることが大切です。
マンションや戸建て、土地など不動産の種類によっても売却期間は異なります。この記事では不動産売却にかかる期間を詳しくご説明致します。
マンション・戸建・土地など不動産売却期間の目安とは?
不動産売却にかかる時間は早くても3カ月、長引けば1年以上になることもあります。
不動産売却にあたっては、まず情報を集める事から始まります。情報収集や不動産会社への査定依頼を済ませ、査定額を提示してもらうまでには半月~1カ月程度かかるのが一般的です。
査定後には不動産会社と媒介契約を結び、売出活動を始める事になります。購入希望者と価格交渉をし、条件面で折り合いがつくまでには3~6カ月程度かかるのが一般的です。とはいえ、購入希望者がすぐに現れれば、売却活動を1~2カ月で終えられることもあります。売買契約を結んで実際に物件を引き渡すまでにも、半月~1カ月という期間がかかります。つまり、不動産売却を考えてから実際に物件を引き渡すまでには、トータル半年~1年程度時間がかかってしまうのです。
また、不動産売却にかかる期間は、不動産の種類によっても異なります。マンションであれば、一般的には半年前後かかりますが、早い場合だと2~3カ月で売却が成立することもあります。
一戸建ての場合には売却に7~8カ月、土地は8~10カ月程度かかるケースが多いと言われています。
不動産売却の期間が長引く要因
不動産を売り出してもなかなか買い手がつかないという場合には、以下の理由が考えられます。
1.売出価格が適切でない
できるだけ高く売りたいというのが、不動産を売却する側の共通の思いです。しかし、不動産を購入する側は、できるだけ安く買いたいと考えるのが当然です。物件価格が相場よりも高ければ、買い手が見つかる可能性は低くなってしまいます。売却を長引かせないためにも、相場をチェックして適切な売却価格を設定しましょう。
2.時期が悪い
不動産売却には売れやすい時期と売れにくい時期があります。例えば、転勤の多い春や秋は買い手が増えやすい時期です。しかし、人の動きが悪い初夏以降や冬の時期には購入希望者が現れないこともあります。不動産をスピーディーに売却したいときには、売却活動開始のタイミングを十分に見極めましょう。
3.競合物件がある
近隣の売出物件のほうが条件がいい場合、多くの買い手はそちらの物件に興味を持ってしまうものです。
利便性が高く築年数の新しい物件が近隣にある場合には、少し価格を下げるなどの対処が必要となります。
不動産売却時には、周辺の競合物件の条件や価格をあらかじめチェックしておくのがおすすめです。
4.不動産会社との相性が悪い
不動産売却で不動産会社に仲介を依頼すれば、宣伝や買い手探しなどのサポートをしてもらえます。
しかし、中には買取に特化しており仲介がそれほど得意ではない不動産会社も存在します。また、特定エリアの不動産売却が得意という地域密着型の不動産会社も少なくありません。不動産をスムーズに売却するためにも、そのエリアでの売却実績が多い不動産会社を選びましょう。
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